化学

富士山の頂上でカップ麺が上手くできない理由

2013年8月9日 18:52

軽い上に、お湯を注ぐだけで食べられることから、登山にカップ麺を持っていく人は多い。ところが富士山などの高山では、ぐつぐつと沸騰した湯を注いでもおいしくできない。どうしてだろう。液体が気体に変化するときに生じる気体の圧力を蒸気圧と呼ぶ。液体の蒸気圧が、その液体が接している気体の気圧と等しくなると、沸騰現象が起こる。私たちは、水は100度で沸騰すると思いがちだが、実際にはそれは気圧が1013hpaのときの話なのである。富士山の頂上では気圧が約640 3hpaと低い。そのため88度で沸騰してしまうのだ。

ちなみに登山愛好家の中には、日本航空(JAL)のカップ麺『うどんですかい』『そばですかい』などを携行する人もいるようだ。飛行機の機内は標高2,000~2,500メートルの山(富士山の5合 目程度)の気圧に調整されている。そんな環境下でもおいしく食べられるように作られているこうした商品は登山にもぴったりというわけだ。

 

「【実験室】富士山頂上で お湯の沸点は本当に低いのか?カップメン」

「うどんですかい」ウィキペディア

JAL「うどんですかい」通販サイト

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