楽校コラム

名前を聞くと年が分かる?アメリカ人の名前の流行

2014年12月4日 16:24

日本で「ウメさん」「イネさん」「トメさん」といった名前が出てくると、お婆さん、あるいは明治や大正を舞台とした小説やドラマが思い浮かぶ。実は英語にもお婆さんを連想する名前はちゃんとある。代表的な例がガートルード、ミルドレッド、ベウラ、マートルなどだ。
アメリカ社会保障局のデータを元にした名前別の年齢分布推定では、ガートルードという名前の女性は半数が80歳以上。75%が70歳以上となっている。逆に、アヴァ、イザベラ、リリー、ソフィア、ミアなどは、半数以上が10歳未満。2000年以降に生まれた若い女の子に特徴的な名前だ。
名前の流行だが、ドラマやアニメの登場人物などの名前がきっかけとなって一時的に流行する名前と、年代を問わず広く使われる伝統的な名前とがある。
例えば、1980年まではほとんど無かったブリタニーという名前だが、名付けのピークは90年。2000年以降は再びほとんど使われることは無くなった。ということはブリタニーという名前の女性は大半が現在、20代半ばということができる。こうした一時的に流行する名前とは逆に、男性名ではレオ、ジャック、エヴェレット、女性名ではローラ、リリアンなどは、広い年齢に分布する定番名となっている。もっとも分布は一様ではなく、1930年代までは流行していたがその後ほとんど使われなくなり、2000年以降再び流行のきざしを見せているヴァイオレットのような名前もある。ヴァイオレットの場合、60歳以上か10歳以下。20代から40代の「ヴァイオレット」は珍しいという偏りを見せている。
年代別の名前の傾向を知っていると、海外の映画や小説などもちょっと違った楽しみ方ができる。

【How to Tell Someone’s Age When All You Know Is Her Name】
http://fivethirtyeight.com/features/how-to-tell-someones-age-when-all-you-know-is-her-name/

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