楽校コラム

お天気雨のことを日本では『狐の嫁入り』、ケニアでは『ハイエナの結婚式』という。

2014年12月22日 19:40

お天気雨とは、太陽が照っているのに、にわか雨が降ってくる気象現象のことだ。
原因としては、雲から降った雨が風に運ばれて、雲のない場所に降ること。
また、雨が地上3000mあたりの雲から地上に到達するのに通常かかる10分くらいの時間の間に、風などで雨雲が吹き払われ、空に見えなくなってしまうこと、などが挙げられる。
いずれにしても、ちょっと不思議に感じてしまう現象で、お年寄りなどは、お天気雨が降るとよく「おや、狐の嫁入りだね」などと言う。
狐の嫁入りとは、夜中に山の中などで人魂のような怪光が連なって移動するというもので、江戸時代にはこれは狐の嫁入り行列が掲げる提灯のあかりだ、などと言い伝えられた。狐は人を化かす、と信じられていたので、雲もないのに雨が降る現象を、まるで狐に化かされているようだということで、お天気雨のことを「狐の嫁入り」と表現した、と言われている。
狐が人を化かすという伝承ももう失われつつある現代だが、「狐の嫁入り」という情緒ある表現は残していきたいものだ。
ところで、このお天気雨のことを、アフリカのケニアでは「ハイエナの結婚式」と表現する。ハイエナは海外ではずる賢い動物と思われていて、そこらへん狐と相通じるが、結婚式というところまで共通するとは、偶然といえ面白い。

『開発コンサルタント@発展途上国奮闘記』
http://fumifumi68.blog49.fc2.com/blog-entry-213.html
『ハイエナを飼う前に』
http://pet-net.sakura.ne.jp/ido/ido33.html

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