地理

山の高さランキングが変わった!

2014年7月1日 19:15

日本で1番高い山は富士山(静岡県・山梨県)。2番目は北岳(山梨県)。では、3番目に高い山は? 地理が得意な人や登山に興味がある人は奥穂高岳(おくほたかだけ)(長野県・岐阜県)と答える人も多いだろう。それは完璧な答えではない。2014年、4番目だった間ノ岳(あいのだけ)(静岡県・山梨県)が1メートル高くなり、奥穂高岳と並んだのだ(※)。「いったいどういうこと?」という声が聞こえてきそうだが、高さが変わったのは間ノ岳だけではない。
実は国土地理院が2014年4月1日付けで、全国の87の標高を改定した。48の山が1m高くなり、39の山が1m低くなった。これほど多くの山の標高が変わるのは、1880年代に測量が始まってから初めてのことだ。標高が変わった理由としては、測量の精度が向上したことに加えて、東日本大震災のような地殻変動が起きたことも挙げられる。
ちなみに、3位に浮上した間ノ岳の頂上には地すべりの跡がある。そのため、7万年前に始まって1万年前に終了した最終氷期時代には、日本最高峰だったという説もある。その当時の富士山は今よりも低かった。

※富士山 3776m、北岳 3193m、奥穂高岳・間ノ岳3190m
(国土地理院が公開している「日本の山岳一覧では小数点第一位を四捨五入する」

「日本の主な山岳標高」
「山の標高変えます 国土地理院、羅臼岳など87山」
「間ノ岳」

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