保健体育

ドーピングの代償はあまりにも大きい

2013年12月6日 19:28

競技能力を増幅させる可能性がある薬物等を不正に使用することをドーピングという。ドーピングはスポーツの基本的理念であるフェアプレーに反する行為であるとともに、本人の健康に悪影響を与える意味からも許されない。ドーピングの手段には、筋肉増強作用のある「ステロイド剤」、筋肉等の成長・代謝を向上させる「成長ホルモン」、興奮作用のある「興奮薬」などの摂取、持久力を増加させる「輸血」などがあり、いずれも副作用を伴う。例えば、筋肉増強作用のあるステロイド剤には、肝臓ガン、前立線ガン、心筋梗塞、高血圧、老化の促進、妄想、男性の女性化・女性の男性化など数えきれないほど多くの副作用がある。

オリンピック競技では、1960年のローマオリンピックで興奮剤(覚醒剤)を使用したデンマークの自転車競技選手が死亡したのを機に、1968年に開催されたグルノーブル冬季オリンピック、メキシコオリンピックから正式にドーピング検査が実施されるようになった。しかし、ドーピングの手法は巧妙さを増しており、発覚時には厳しい処罰が下されるにも関わらず、手を染める選手が絶えない。

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