保健体育

プロ野球黎明期を支えた無国籍の名投手

2013年7月13日 12:23

長い歴史をもつ日本のプロ野球でも300勝以上を挙げた投手は6名しかいない。その一人が、スタルヒンである。1939年にあげた42勝は史上最高記録である(稲尾和久も1961年に42勝を挙げている)。1934年11月、旧制旭川中学校(現北海道旭川東高等学校)のエースだったスタルヒンは、アメリカ大リーグ選抜チームと戦うために結成された全日本チームに引き抜かれ、その後、東京巨人軍の一員となる。戦中の混乱期を乗り越え、1955年まで活躍。最後に在籍したのは高橋ユニオンズだった。スタルヒンの両親はロシア革命の際に日本に亡命した白系ロシア人であり、スタルヒンは生涯を無国籍で過ごした。ゆかりの地、旭川にある旭川市営球場には「スタルヒン球場」という愛称がつけられ、銅像が建てられている。

「スタルヒン」
「スタルヒン球場」

<前の記事【】 次の記事【】>