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『竹取物語』はダジャレの宝庫

2013年8月27日 18:42

日本最古の物語とされる『竹取物語』。かぐや姫に求婚した5人の貴公子が、姫から与えられた難題を解決できずに袖にされるというあらすじは誰もが知っているだろう。ところで、この物語にはダジャレが多数隠されている。例えば、「仏の御石の鉢」を要求された石つくりの皇子は、古びた汚い石の鉢を持っていくが偽物として見破られ、鉢は捨てられる。このことから「恥(鉢)を捨つ」という言い方が生まれたのだという。また、物語の最後で、帝は「ふじの山」でかぐや姫の残していった「不死の妙薬」を焼く。「士(つわもの)らを大勢連れて不死の妙薬を焼きに山へ登った」ことから、その山を「富士の山(士に富む山)」と名づけたという。こうした言葉遊びこそが、作者にとっては『竹取物語』をつくり出した一番の動機だったのかもしれない。(参考 毎日新聞 2013年7月12日)

 

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