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小野小町の絵を見て、煩悩を解消

2013年10月9日 17:27

かつて僧侶は、妻帯はもちろん、女性と深い関係になることも許されなかった。とはいえ、女性に対する思いを断つのは難しい。そこでしばしば使われたのが「九相図」である。これはうち捨てられた遺体が変化していく過程を9段階に分けて説明したもので、死体の内部にガスがたまり膨張していく様子や動物が遺体を食い荒らす様子など、生々しい場面が描かれている。これを見て、僧侶は女性の美しさがいかにはかないかを学んだのだ。ちなみに九相図によく描かれたのが小野小町である。九相図を見た僧侶は、小町級の美人を目の前にしても平常心でいられたのだろうか。

「九相図」
「小野小町」

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