国語

兼好法師、ラブレターを代筆する

2013年5月15日 12:11

『太平記』には足利尊氏の側近として活躍した高師直(こうのもろなお)という武将が、『徒然草』の作者である兼好法師にラブレターの代筆を頼んだというエピソードがある。師直が狙っていたのは塩冶高貞という武将の妻だ。ところが兼好法師が代筆した手紙は読まれることなく捨てられてしまった。怒った高は兼好を出入り禁止にしてしまう。これが史実であるかどうかははっきりとしない。しかし、高貞が後に師直の作り話によって謀反の疑いをかけられて滅亡しただけに、作り話とは言い切れないだろう。

「吉田兼好」
「高師直」

<前の記事【】 次の記事【】>