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陰陽師・安倍清明はゴーストバスター

2013年5月15日 12:16

夢枕獏の小説『陰陽師』やそれをもとにした同名の映画、漫画の主人公として一躍有名になった安倍清明。平安時代に実在した人物だが、その超人的な能力は古くからさまざまな書物で紹介されている。『宇治拾遺物語』にはこんな話がある。式神を使って人を殺せるのかと尋ねた若い僧に、清明は力を入れれば殺せるが、生かす方法を知らないし、罪に問われるので意味がないと答える。そこに現れたカエルを殺せるかと若い僧が聞くと、清明は「罪つくりな御坊ですね」などと言いながら、術で殺してしまった…。酒呑童子が都に入らないように式神や護法を使ってガードさせたり、呪われた少将を呪詛返しで助けたりとゴーストバスターズのような活躍もしている。もっとも、肖像画を見る限り、映画、漫画に出てくるようなイケメンではなかったようだ。

 

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「安部清明」

「宇治拾遺物語」

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「宇治拾遺物語」巻第十一 三 晴明を試みる僧の事付晴明蛙を殺す事

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