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なぜ、西鶴は一昼夜で20350句を詠んだのか

2013年5月18日 00:26

京都の蓮華王院三十三間堂で行われた通し矢をまねて、一昼夜でどれだけ多くの俳句を詠むかを競うのが矢数俳諧である。井原西鶴は延宝5年(1677)大阪生玉にある本覚寺で1600句を詠んだ。これが呼び水となり、各地で続々と新記録が達成された。江戸浅草で、椎本才麿が10000を超える句を詠むと、西鶴はついに20350句という驚異的な記録を達成し、力の差を示した。この記録がすごすぎたのか、これ以降、ブームは一気に沈静化したという。20350句を24時間で詠むには、実に1分間に14以上の句を詠まなければならない。西鶴のパワーには脱帽だ。

「井原西鶴」
「三十三間堂 通し矢」

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