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熊野の神々に許された和泉式部

2013年7月13日 12:20

世界遺産に認定されたことで、国際的にも注目を集めている熊野三山。その特徴は、非常に開放的な性格にある。それを物語るのが、和泉式部のエピソードである。京都から熊野本宮をめざして旅を続けていた和泉式部はあと3kmあまりの地点で生理になってしまう。当時、生理中の女性は参拝すべきではないと考えられたため、和泉式部はこれを悲しんで「晴れやらぬ 身のうき雲のたなびきて 月のさはりと なるぞかなしき」という歌を詠んだ。ところがその夜、熊野権現が夢枕に立ち「もろともに 塵にまじはる神なれば 月のさはりも なにかくるしき」と返歌を送った。そのおかげで、和泉式部は堂々と参拝することができたのであった。

 

「霊場 熊野三山」

「熊野三山とは? 熊野入門」

「紫式部:熊野の歌」

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