日本史

3世紀中ごろの日本人はバジルを使っていた

2013年7月17日 23:38

イタリア料理などで使われる香草・バジル(バジリコ)。今ではスーパーで手軽に手に入るが、30年ほど前まではあまり見かけない食材だった。そんなバジルの花粉が、奈良県桜井市の纏向(まきむく)遺跡で見つかっていたことが明らかになった。花粉が見つかったのは、同遺跡の中心部にある3世紀中ごろの溝の中。同じ溝からは、中国から染色技術とともに渡来したベニバナの花粉も見つかっている。当時の纏向はかなり国際的だったようだ。これまでバジルは江戸時代に薬用として持ち込まれたと考えられていた。種を水につけると膨らんでゼリー状に変化するため、目に入るゴミを取るのに使われたのである。はたして3世紀の日本人はバジルをどのように使っていたのだろう。ちなみに纏向遺跡は邪馬台国の最有力候補地である。3世紀半ば(247年頃)に亡くなった卑弥呼がバジルを使った可能性もゼロではない。(参考 毎日新聞 2013年5月31日)

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