日本史

西日本の縄文人はドングリ好きだった

2014年10月21日 23:14

縄文人は、クリ、クルミ、トチ、ドングリ(※)などの木の実を好んで食べた。面白いのは、東北・関東・北陸地方の縄文人はクリを特に好む一方で、ドングリをほとんど食べなかった。クリ塚・クルミ塚・トチ塚は発見されているのに、ドングリ塚は見つかっていない。ところが、西日本の縄文人は、クリ、クルミ、トチよりもドングリを好んだようだ。その理由は、西日本には、渋みがなく、生でも美味しく食べられるイチイガシが多く生えていたことによると考えられる(ドングリの種類は非常に多いが、生食できるものはほとんどない)。ちなみに100グラムのカロリーは、ドングリ(25個)252kcal、クリ(7.7個)164kal、クルミ(25個)647kcal、トチ(10個)160kal。ドングリは、クルミには負けるとはいえ、ななかなの高カロリーなのだ。
(※)ドングリとは、カシ・ナラ・カシワなどコナラ属樹木の果実の総称

「ドングリ」
「縄文人」
「トチ」
「イチイガシ」
「古代日本の食物:縄文・弥生時代の主食と副食」

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