物理

冬の静電気対策を、原因をもとに考える。

2014年2月19日 13:16

冬になると悩まされるのが静電気。バチッという不快感には慣れることができない。なぜ、こうした現象が起こるのか。電気を帯びている状態を『帯電』といい、帯電したままの電気を静電気と呼ぶ。金属に触れた時などに、帯電した人体が放電する際に生じるのがあの不快な現象なのである。実は地面と靴の摩擦などにより、人体は年がら年中帯電している。しかし、汗をかきやすい夏は空気中に静電気が逃げていく。そのため、人体が高電圧になるまで帯電することはめったにない。冬でも汗をかきやすい人や肌が乾燥しにくい人は静電気に苦しめられることは少ない。体質はなかなか変えられないが、苦しみを軽減する方法はある。バチッとくるのは、金属に触れることで一気に放電するからだ。木、紙、コンクリート、レンガ、タイヤなどに触れると、ゆっくりと静電気が逃げるので不快感はない。ドアノブに触れる前に、壁に触れるだけで不愉快な現象を体験しなくて済むのである。車のキーなどの金属製品で接触したり、接触面積が大きくなるように手のひらで触れたりしてもよい。

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