物理

ノイズキャンセリングヘッドホンには波の特性が生かされている

2014年5月11日 00:05

「雑音にじゃまされることなく音楽を聞きたい」。そんな音楽ファンの夢をかなえるのが「ノイズキャンセリングヘッドホン」である。その仕組みを説明しよう。「波」には独特の性質がある。
図1のように、両側から波の「山」と「山」がぶつかると、大きく盛り上がったあと、元の波形を保ったまま、互いに遠ざかっていく。

図2のように、両側から波の「山」と「谷」がぶつかると、一瞬消えた後で、元の波形を保ったまま、互いに遠ざかっていく。

ノイズキャンセリングヘッドホンは後者の仕組みを活用したもの。外部の騒音を、ヘッドホンに取り付けられたマイクでキャッチし、逆位相の音波をヘッドホン内で再生することで、外の騒音を低減させるのだ。
同じ仕組みを生かして、窓ガラスに張り付けることにより、ガラスの表面から外部の騒音を捉え、それを相殺する信号を起こして騒音を消すという新商品の開発も進んでいる。

「【ノイズキャンセリング/理論編】 “デジタル”」

「貼るだけ防音!ノイズキャンセリング技術を使って屋外の騒音を完全シャットアウトしてくれるガジェット「sono」」

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