生物

人間にとってもっとも恐ろしい生物は蚊

2014年10月21日 22:43

人間にとってもっとも恐ろしい生物とは何か? 世界保健機関(WHO)や国際連合食料農業機関、論文などのデータをもとに、アメリカの実業家・ビル・ゲイツ氏らが分析を行ったところ、年間約72万5000人もの命を奪う凶暴な生物が浮かび上がってきた。その生物とは蚊である。マラリアやデング熱などの病気を媒介する蚊は、一般に思われているよりもはるかに危険な生物なのである。ちなみに獰猛なイメージのあるサメによって殺される人は10人、ライオンは100人、意外なことに、カバは500人の命を奪っている。こうした動物よりもはるかに恐ろしいのが、睡眠病(※1)を媒介するツェツェバエやシャーガス病(※2)を媒介するカメムシの仲間、サシガメだ。どちらも1万人を殺している。ちなみに2万5000人の命を奪う犬は4番目に、5万人の命を奪う蛇は3番目に危険な生物だ。そして、それらよりも恐ろしいのはなんと人間。47万5000人の命を奪うやっかいな生き物なのである。
※1  初期の症状は発熱、頭痛、筋肉痛や関節痛など比較的軽いが、感染が中枢神経に達すると、錯乱、けいれん発作、歩行困難などが生じる。放置すると昏睡に陥り数カ月から数年で死に至る。
※2  サシガメが血を吸う際に原虫が体内に入り込むことによって、心疾患や消化器疾患を発症する。潜伏期間が長く、子どもの頃に噛まれた人が大人になってから発症するケースもある。

「マラリア」
「デング熱」
「睡眠病」
「ツェツェバエ」
「シャーガス病」
「サシガメ」

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