数学

13年、または17年ごとに大量発生する素数ゼミ

2013年5月16日 13:32

「素数」と「セミ」。あまり関係がなさそうに見えるが、アメリカには13年または17年の周期で大量に発生する「素数ゼミ」と呼ばれるセミがいる。2004年にはアメリカ東部で数十億匹もの「素数ゼミ」が発生した。なぜ、こうしたセミがいるのだろう。まず、氷河期によって、セミが成虫になる時間が長くなった。そして、13年や17年以外の周期で発生するセミは他の周期のセミと発生時期が重なりやすく、交雑によって滅んでしまった。13、17は他の数字との最少公倍数が大きい。つまり、13年、17年周期で発生するセミは他の周期のセミとの交雑リスクが低かった。そのために、生き延びることができたと考えられている。

 

「お話(素数周期ゼミの不思議)」

「素数ゼミの謎」(amazon.co.jpで文庫購入可)

<前の記事【】 次の記事【】>