円周率の精度はどこまで求められるか
2013年7月13日 02:05
3.14で計算されることが多い円周率だが、高い精度が求められる分野では、より正確な数字が使われる。例えば、陸上競技場の円周率は3.1416とすることがルールブックに定められている。惑星探査機「はやぶさ」では小数点以下15桁の円周率が使われた。もし3.14で計算すると、軌道の誤差が15万キロにも達するという。ちなみに円周率は2011年現在、小数点以下10兆桁まで計算されている。これは日本の会社員が、アメリカの大学院生が作成したプログラムを使い、自作パソコンを使って計算したものである。
(参考 朝日新聞 2013年4月28日)
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