地学

往復60億キロ。「はやぶさ」の旅はトラブル続き(前篇)

2013年7月17日 23:35

地球重力圏外にある天体(小惑星「イトカワ」)に着陸し、サンプルを持ち帰るという史上初の偉業を成し遂げた小惑星探査機「はやぶさ」。日本中を感動の渦に巻き込んだのは記憶に新しい。もっとも往復60億キロにも及ぶ行程はトラブルの連続だった。イトカワ着地時には、途中でバランスを崩し、落下、バウンドを繰り返した。当初の予定では、着地時に地面に弾丸を撃ち込み、飛び散った砂粒を採取することになっていたが、トラブルにより、弾丸は発射できなかった。この時点で、サンプルの採取は失敗に終わった可能性が高いと考えられていた。残された任務は無事帰還。だが、またしても想定外の事態が発生した。

 

 

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