地学

地球の水の少なさが生命を生んだ

2013年7月17日 23:37

地球の表面の7割は海。まさに、「海は広いな、大きいな~♪」である。だが、海水の質量は地球全体の0.02%に過ぎない。水などの水素化合物が凝集し固体となるのに充分な低温となる、主たる恒星(太陽系の場合は太陽)からの距離をスノーライン(凍結線)と呼ぶ。スノーラインの内側では、水は水蒸気に、外側では氷になる。太陽系においても、スノーラインの内側には地球のような岩石型の惑星が、その外側には木星や土星のような大きな氷塊をもつ惑星が生まれた。水蒸気だけ、氷だけというのは生命誕生には厳しい条件だ。しかも、生命が誕生するには陸地が重要という説が有力であり、地表が完全に水に覆われていては、生命が誕生しなかった可能性もある。生命誕生に適した水の量になったのは奇跡的といえる。

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