地学

人工降雨装置は水不足解消の決め手になるか

2013年10月9日 17:14

過去100年間で日本の年間降水量は6%も減少した。このような状況の中で、東京都が12年ぶりに人工降雨装置を稼働させたことが話題を呼んだ。では、どのように雨を降らせるのだろう。多くの人が誤解しているが、雲をつくり出すわけではない。雲の中にドライアイスやヨウ化銀をまくことによって、雨粒が生まれるために必要な核を多数作り出すのである。しかも、適している雲はわずか10%程度。雨が降りそうな条件のもとで行う人工降雨は効果を正しく測定することもできない。水不足解消の切り札というには心もとないようだ。

「渇水対策で12年ぶり 東京都が「人工降雨装置」試運転」

<前の記事【】 次の記事【】>