地学

35億年前に誕生したストロマトライトは今も生きている

2013年10月9日 17:29

およそ35億年前(諸説あり)に誕生し、地球上で初めて酸素を生成した古代生物ストロマトライト。砂や泥に付着した藍藻が日中に光合成を行い、夜間に粘液を出して堆積物を固着し、さらに上部に分裂して光合成を行う…というサイクルを繰り返し成長する。そのスピードは1年にわずか0.3~0.5mmほど。ちなみに8億5千万年前のストロマトライトの層数を調査したところ、その当時は1年が435日であったことがわかった。先カンブリア時代(約46億年前に地球が誕生してから、カンブリア紀が始まるまでの約40億年間)に大量の酸素を生み出したストロマトライトだが、後期になると、新たに誕生した生物に食べられるようになり徐々に姿を消していく。ところが1960年代にオーストラリアのシャーク湾で生きているストロマトライトが発見された。地形の特徴から海中の塩分が濃く、他の生物が生存できなかったことが奇跡が起きた理由である。

 

「ストロトマイト」

 

 

<前の記事【】 次の記事【】>