地学

日本にもスーパー台風が上陸したことがあった

2014年2月1日 19:18

2013年11月に発生した台風30号。最も被害の大きかったフィリピンでは6000人を超える死者が出たと言われる。その最大風速は、気象庁の解析では毎秒65m。ハワイにある米軍の合同台風警報センターの発表では毎秒87.5mとなっている。気象庁では10分間平均の、アメリカ式では1分間平均の最大風速を採用するため、こうした違いが生じる。アメリカでは風速66.8mを超える台風を「スーパー台風」と呼んでいる。気象庁のデータをアメリカ式に換算すると日本でもかつてスーパー台風が上陸していたことがわかる。1959年(昭和34年)に5098人の犠牲者を出した「伊勢湾台風」、1961年(昭和36年)に犠牲者194名を出した「第2室戸台風」などである。海水温度が高くなると、上昇する水蒸気が増すため台風が発生する海風が増え、強い台風が生まれやすくなる。地球温暖化により、スーパー台風が誕生する確率は高まっている。

「【動画】超大型台風30号フィリピン直撃 今こそ彼らを助けよう!」
「伊勢湾台風の記録(昭和35年制作)」
「台風のしくみ」

<前の記事【】 次の記事【】>