地学

超大型望遠鏡「TMT」に与えられる大きな仕事

2014年7月1日 19:20

2021年に運用がスタートする予定のTMT。すでにいくつか研究テーマは決まっている。ひとつは、ずばり太陽系外惑星での生命の存在の可能性を探ることである。太陽系外の惑星は1992年に初めて発見され、現在では、約1700個が見つかっている。TMTは惑星の光を分析することで、惑星の表面や大気の組成を分析し、生命が存在できるかどうかを明らかにする。
宇宙で最初にできた星と銀河を発見することも重要なテーマだ。すばる望遠鏡は2012年、地球から約129億光年離れた銀河を発見した。この銀河は宇宙が誕生してから約8億年後(現在から129億年前)のものだ。TMTでは、さらに5億年ほど前の銀河や星が発見できるのではないかと考えられている。
また、宇宙の初代星(最初にできた星)のガンマ線バースト(※)を発見することも大きなテーマに挙っている。

※超新星が消滅する際に起きる現象。最も波長の短い光であるガンマ線が閃光のように放出される。

「ガンマ線バーストの解説と想像図」
「ガンマ線バーストの一覧」
「日本の研究者 地球から最も遠い銀河を発見」
「-観測史上最大級のガンマ線バーストを日本のグループが宇宙と地上から観測-」

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