地学

「地球のいとこ」のような惑星発見。生命が存在する可能性も

2014年9月12日 17:21

はくちょう座の方向にある「ケプラー186f」という惑星が注目を集めている。地球から約459光年の距離にあるこの惑星は、太陽の半分程度の大きさのケプラー186を主星とする惑星系の最も外縁部に位置する5番目の惑星であり、NASAのケプラー宇宙望遠鏡 (※)により発見された。ケプラー186fは、恒星からの距離が適度である上、地球とほぼ同じ大きさ(約11%大きい)であることから、水が液体で存在できる可能性が高い。仮に、地球の1.5倍の大きさになると、引力が強まり、水素とヘリウムを引き付けるため、表面に水が存在することが難しくなる。
NASAの研究チームは「地球と双子と言えるほどそっくりではないが、いとこぐらい似ている」と例えた。残念ながら、地球からあまりにも遠いため、大気の有無や生命がいるかどうかを確かめることは難しいが、「もしかして」と期待しないではいられない。

※2009年にNASAが打ち上げた宇宙望遠鏡。系外惑星探査に特化し、10万個におよぶ恒星を観測してきたが、2013年の夏に制御系のトラブルにより、姿勢制御用のホイール4つのうち2つが故障し観測を停止。2014年5月末から残されたホイールを使った観測がスタートした。

「ケプラー186f」
「地球によく似た惑星「ケプラー186f」を発見 NASA「地球のいとこ」」
「ケプラー宇宙望遠鏡」

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