地学

宇宙でもブーメランは戻ってきた

2013年7月13日 01:52

オーストラリアの先住民アボリジニが武具や儀式具として使ってきたブーメラン。現代では、スポーツとしても発達し、世界大会も開かれている。2006年に旭川で開かれた大会では、栂井靖弘さんが日本人として初めて種目優勝を遂げた。後に栂井さんは「無重力の宇宙空間でもブーメランが戻ってくるのか?」という疑問をもち、知り合いを介して、宇宙飛行士の土井隆雄さんに会い、実験を依頼した。快諾した土井さんが国際宇宙ステーションに滞在中に実験したところ、ブーメランは見事に戻ってきた。断面が凸型をしているブーメランは、羽根の表面と裏面で空気の流れる速度が異なり揚力が発生する。無重力状態でも揚力により、戻ってきたと考えられている。(参考 朝日新聞2008年3月21日、日経新聞2008年5月8日)

 

土井宇宙飛行士が軌道上で撮影したブーメランの映像

「第59話 ブーメランはどうして戻ってくるのかしら」

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