地学

暗黒物質の謎を解くプロジェクトが進行中

2013年7月13日 12:14

見えないけれど重さはある。宇宙のいたるところに存在し、宇宙の組成の4分の1を占める。それが「暗黒物質」だ。発見されたのは約80年前。スイスの天文学者が銀河団の質量を推定し、光学的に観測できるよりもはるかに重いことを発見したことから、存在が明らかになった。もっともその正体は今なおはっきりしない。現在、暗黒物質の正体を探るために、●宇宙で暗黒物質同士が衝突した際に発生する陽電子をアルファ磁気分光器という装置でとらえる、●巨大な水槽の中に液体キセノン検出器という装置を吊るし、暗黒物質が検出器のキセノン原子核にぶつかった際に発する光をとらえる、●地下に造った巨大加速器で陽子同士を衝突させ、暗黒物質を飛び出させる、といった巨大プロジェクトが進行している。暗黒物質の謎が解き明かされる日は遠くないだろう。

「暗黒物質とは」

<前の記事【】 次の記事【】>